車を廃車にするとき自動車保険はいつどのようにしたらいいの?
車の廃車を検討した場合、現在加入している自動車保険の扱いをどうすればいいのかわからないという方もいらっしゃると思います。
今回は、廃車にする場合の自動車保険の手続きについて考えていきたいと思います。
廃車するときに自賠責保険を解約する場合
自賠責保険とは、自動車を所有したときに強制的に加入する保険で新車の場合が3年、それ以降は2年ごとに更新する必要があります。
自賠責保険は自動車にかけられている保険なので、更新をしなければ自動的に解約されますが、加入期間によって、返戻金を得られる可能性があります。
返戻金は、解約から自賠責保険が残っている期間に応じて金額が異なるため、早めに手続きを進めた方がよいといえます。
自賠責保険の解約の手続きは、まず加入している会社に連絡を行います。
手続きに必要な書類は自動車の区分や保険会社によって異なりますが、主に次のようなものがあります。
- 自賠責保険承認請求書
- 自賠責保険証
- 返戻金を振り込む口座情報
- 廃車を証明できる書類
- 印鑑
- マイナンバーカードなどの身分証明書
解約が完了し、返戻金が発生する場合にはおおよそ2週間程度で振込されることになります。
なお、解約の手続きを直接保険会社に出向く必要があるのか、郵送などで対応が可能なのかは加入している保険によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
廃車するときに任意保険を解約する場合
廃車をするとき、自賠責保険と併せて任意保険に加入する場合には、任意保険の解約手続きを行う必要があります。
解約した場合、自賠責保険と同様に期間経過に解約返戻金が返ってきます。
必要となる書類は加入している保険会社によって異なるものの、以下を準備する必要があります。
- 廃車を証明できる書類
- 保険証券など契約番号のわかる書類
- マイナンバーカードなどの身分証明書
廃車後、車に乗る予定がないというような場合には、任意保険は早めに解約した方が良いといえます。
ただし、任意保険の場合、長期的に加入しており、加入期間中無事故の場合に等級に応じた無事故割引を受けることができます。
任意保険を解約した場合、等級も失うことになります。
そのため、今後自動車に乗ることがある方は、解約するのではなく保険会社に中断証明書を発行してもらった方が良いでしょう。
なお、廃車後、新しい車をすぐに利用する場合、自賠責保険は条件を満たさなければ引き継ぐことはできませんが、任意保険は車両入替申請を行うことで、解約せずに加入し続けることができます。
まとめ
今回は車を廃車するときの自動車保険の扱いについて解説していきました。
浦和自動車解体株式会社では、廃車の手続きの代行を行っております。
また、他社に断られてしまい、「廃車にするしかない」とご連絡いただいたような場合でも、買取できることもありますので、ぜひ当社に一度ご連絡ください。
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